参考 日本の国土と原発の地震危険度
福島事故に関して、津波が原因とされますが、地震そのものでもうだめだったのではないでしょうか?
圧力容器そのものは16cm鉄製で頑丈ですが、福島タイプは下から制御棒を入れる構造なので、
この接続部分が弱点。高濃度汚染水はここから漏れていると推察されます。
一方、関電などが採用する原子炉は上から制御棒を入れるので漏れにくい。
(その代わり圧力をかけているので、容器により丈夫さが求められる22cm)
丈夫な圧力容器と細い配管は地震の時別々に動きますので、建物全体を免振にすればともかく、
元々原発の様な施設を地震国でつくるのが最初から、無理だったかもしれません。
下の地球図の内アメリカや中国の場合、地震の無い東側に建設しています。又欧州では地震国イタリアは廃止しました。
下図は雑誌の記事より抜粋しました。
(注釈 これまでここにあった国土地震図と原発配置図は この図に入れ替えしました。2411改定)
地震には表層の直下型とプレート型がありますが、プレート型は規模が大きく、今回の場合、通常地震の1000倍のエネルギーが
放出されたと観測されます。今回の地震の場合、↓地球そのものが振動するのだそうです。
一口コメント・・今(23.4.)マスコミ上で原発見直し論が盛んなので、ここでクドクド説明する必要はないかと思いますが。(皆さんご存知の通り)
では過去の政策は全部間違いだったのかどうかは別問題かと思います、イタリアの様にまったくない場合は過去に大量のCO2が
放出されることになるわけですから、過去は過去でそれなりに意義があった解釈しましょう。元々原発建設当時は寿命20年ぐらいと
想定していたのに、最近になってさらに10年ごとに見直しし延長に変更されました。(福島も伸ばすことに合格していた)。
20年前に太陽光は元を取るのに30年かかる言われていましたが、現在は10年で取れるようになりました。
そこには技術の進歩があります。
スポーツ選手の寿命は20年、引退することは恥ではありません。
戦後超大型地震がなかったのはたまたま無かっただけであり、阪神大震災以来活動期に入ったようです。
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